慰謝料とは?身体・自由・名誉・財産権の侵害があった場合に、精神的に被った苦痛など対する損害賠償金のことです。
生活をする上で、慰謝料を請求できる場面は多数あります。しかし慰謝料を請求できるのは不法行為による基づく損害賠償のため、何でもかんでも慰謝料を請求できるわけではありません。
このページでは慰謝料を請求できるケースや、慰謝料の相場などをわかりやすく説明します。
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慰謝料とは?身体・自由・名誉・財産権の侵害があった場合に、精神的に被った苦痛など対する損害賠償金のことです。
生活をする上で、慰謝料を請求できる場面は多数あります。しかし慰謝料を請求できるのは不法行為による基づく損害賠償のため、何でもかんでも慰謝料を請求できるわけではありません。
このページでは慰謝料を請求できるケースや、慰謝料の相場などをわかりやすく説明します。
■慰謝料を請求できるケース
・交通事故⇒交通事故の慰謝料はある程度定額化されていて、自賠責保険の計算基準、任意保険の基準、裁判所(弁護士会)基準により算出されます。
・離婚・不倫⇒不貞行為のため、慰謝料の請求が可能ですが、ケースにより慰謝料の金額はばらつきがあります。一般的に100〜300万円が多いようです。
・労働問題⇒セクハ、やパワハラ、不当解雇、過労死などは慰謝料の請求が可能です。
・医療過誤(医療事故)⇒原因となった病院や医師などに対して慰謝料の請求が可能です。ただし専門性がかなり高いため、医療過誤を得意とする弁護士に相談する事をお勧めします。
■慰謝料は課税対象?
慰謝料や損害賠償金は非課税とされています。マイナスになった部分を慰謝料で穴埋めするため、マイナスになる前に戻った状態でプラス(利益)になっていないと考えるため課税はされません。
■慰謝料請求と時効
慰謝料を請求するにも時効があります。尚、慰謝料請求の時効は3年です。
■慰謝料の請求方法は?
特に法的な制限はありませんが、当事者同士のみで電話、対面して口頭で話し合うのはお勧めできません。言った言わないなどあとあと揉め事になったり、感情的になってしまい冷静な話し合いで出来ない場合がありためです。
ではどのようにすればいいのか?
・内容証明など請求⇒法的な効力はないですが、いつ・誰が・何をを請求・主張したかを証明する事が可能です。
・裁判手続きで請求⇒話が進展しない場合は、調停、訴訟をなど裁判所を利用。
■慰謝料の相場
慰謝料の相場は交通事故のようにある程度の算出基準がある場合は別として、その他のケースでは明確な算出はここのケースによってかなり異なるようです。
またケースによりそれを得意とする弁護士を活用する事で、請求できる金額に大きな開きが出る場合もあるようです。
尚、弁護士会や日弁連交通事故相談センターなどの無料相談を活用するのもいいかもしれません。