闇金(闇金融、ヤミ金)とは、貸金業の登録を行っていない貸金業者や、出資法の上限を上回る違法な高金利で営業を行う金融業者の総称。
貸金業(消費者金融など)を営む場合、必ず国や都道府県に貸金業者としての登録を行う必要があり、この登録を行っていない貸金業者は金利の高低に関わらず、闇金業者となります。
また、登録の偽装や、登録しているにもかかわらず、法定利息よりも高利で貸付を行う業者も闇金業者と言えるでしょう。
こうした業者は、携帯電話を使った営業(090金融)、DM・看板、スポーツ新聞の広告などを使用して利用者を集めます。(登録業者は固定電話を設置することが義務付けられていますので、固定電話を持たない業者は全てやみ金融です。また固定電話が表示されていても、携帯電話に転送されているパターンもあります。)
また、当初は『低金利での無担保融資』などと謳っておき、後から法外な利息を要求したり、別途手数料を要求する、別の業者を紹介して紹介料を取る、などの手口があります。
こうした闇金業者への法的締め付けは強まっており、裁判所の判例でも、闇金業者の貸付自体を無効とする判例が出ています。
一見大手上場企業の関連会社のように装っている業者も多数おり、名前だけで判断するのは大変危険です。
被害に遭った場合は、消費生活センターや弁護士などに相談しましょう。