債務不履行とは、個人において一般的には返済義務のある債務の返済を怠るなど、何らかの理由で返済を行わないこと、または「行えない状態にあること」を言います。
返済の遅延や、返済額の間違い(手数料分を支払わなかったなど)も債務不履行として捉えられることもあります。
債務者が債務不履行を行うと、債権者は履行請求権に基き、返済の要求(督促など)を行ったり、契約の解除(期限の利益損失)を伴う残債の一括支払いを要求したり、損害賠償請求を起こしたりする場合があります。
債務不履行のことを英語では'デフォルト'と呼びます。
債務不履行は個人のみならず、企業、果ては国家が対象となることもあります。
(2001年のアルゼンチンのデフォルト宣言など)