モノの値段の決まり方

自由主義経済(資本主義経済)の世の中では、あらゆるモノに値段が付いています。

それらのモノは、どうやって価値が決められているのでしょうか。モノの価値を決める要因は以下のようなものがあります。

4つのポイント

・希少性
希少・貴重なものほど、高価になります。マグロの大トロ、ダイヤモンドや芸術家の絵画などがその例です。
・生産性
生産性の高いものほど、大量に作ることが出来るため、安くなります。
工場で大量に作られる製品と、職人が一つ一つ手作りで作る製品では価格が違います。
・需要性
需要の多いものほど高くなります。買い手が多ければ多いほど、売り手は多少高く売っても売れるからです。
・製造コスト
加工品であれば、その原料費、加工費、運搬費などがそれぞれ値段に含まれています。
その他にも物の価値には様々な要因があり、一品物など、値段があってないようなものも存在します。

需要と供給のバランス

一般的に、需要が多く流通の多い生活品などは安ければ安いほど売れやすく、高くなればなるほど売れにくくなります。

また、その逆に、売れるものはどんどんと値段が上がり、売れないものは値段が下がっていきます。

自由主義経済においては、こうして自然に需要と供給のバランスが取られ、物はそれぞれ適正価格といわれる状態で流通するようになります。

こうした物価のバランスが崩れると、インフレやデフレと言った状態に陥ります。

投稿者について

gtc

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。